診療機能紹介

このページでは、当院の診療機能をご紹介しております。ご覧になりたい機能名をクリックしていただきますと、様々な診療機能の詳しい説明をご覧になることができます。

栄養科

栄養科

栄養科には現在23名のスタッフがおり(管理栄養士5人、栄養士14人、調理師4人)病院厨房、介護老健施設の厨房の2箇所を運営しています。
外来栄養指導だけでなく、入院栄養指導、在宅訪問栄養指導にも対応しております。

患者サービス
1.選択メニューの導入(週5日)
2.献立の掲示(通所の家庭には配布)
3.毎月、給食だより(栄養に関する情報提供)の掲示
4.誕生日膳の提供(患者様の誕生日に特別メニュー)
5.定期的に喫茶コーナーの設置
6.各病棟イベントに参画

食事の工夫
1.中国産の食材は極力排除
2.魚の切り身は骨抜きを使用
3.嚥下機能に応じ、とろみ食対応
4.厨房内での生魚生肉のカットは行わない(食中毒対策)

栄養科の特徴
1.2厨房の協力体制が確立されている
2.院内NSTの牽引役
3.各病棟の定例栄養カンファレンスの議長役
4.給食管理と栄養管理の一体化、調理師もベッドサイドへ
5.栄養・給食・衛生管理の連携の確立

社会貢献
1.県内栄養士養成大学・短大・専門学校より実習生の受け入れ
2.地域公民館などに出張講演
3.栄養士会関係活動に積極的参画

栄養科の取り組み

当院栄養科は駒井病院の入院患者様をはじめ介護老人保健施設『和光園』、通所リハビリ、ショートステイ『つばさ』、認知症対応型通所介護『オレンジデイサービス』の利用者様、住宅型有料老人ホーム「ライフこまい」入居者様の食事を2つの厨房で賄っています。
主な業務内容は、患者様・利用者様の毎日の食事と栄養管理、入院・外来患者様の栄養指導と在宅に伺う訪問栄養指導など、となっています。
当院では長期療養型での患者様のニーズに応えられるよう、あまり外出の機会が得られない入院患者様に行事食は大小合わせて20回程度行って季節を感じて頂いています。各病棟が行う毎月のイベントにも毎回参画し、一緒におやつ作りなど行っています。
喫茶『ことり』では、普段食事をしている食堂を模様替えし、おやつを選んで注文して頂き、喫茶店に来た雰囲気を味わってもらっています。
週5回月曜から金曜日に選択メニューを行っています。昼食時、主菜のみ、食品別(肉または魚)、料理別(煮物または焼き物等)で選んで頂いています。
患者様に特に喜ばれているのが、誕生日の祝膳です。1人1人誕生日の夕食に、普段の食事とは違う、特別メニュー(お赤飯、お刺身、ケーキ等)とし、誕生祝カードもお付けし、その日は職員からも仲間の患者様達からも祝福されます。

栄養科の取り組み

当院のNST活動

平成17年より、栄養サポートチーム(NST)を立ち上げており、現在では栄養改善の必要のある患者様を中心に、回診・カンファレンスを週1回行い、また褥瘡対策委員会とも連携したチーム医療に取り組んでいます。
栄養サポートチームの介入した中には、急性期病院にて緊急治療を終えた患者様の「形があるものを食べられるようになりたい」という思いを取り入れ、綿密な経口移行計画を立て、嚥下造影検査の実施、臨床検査、機能改善を見ながら、食事・輸液内容を調節し、嚥下リハビリ テーション学会分類0jから常食摂取可能となった事例があります。
その他にも、輸液管理中の患者様や、長期経管栄養法の患者様の経口移行にも成功しており、当院の栄養サポートチームは患者様の歩幅に合わせた、療養型病院ならではのチーム医療が魅力と考えています。また栄養サポートチームは、全患者様対象のカンファレンスも定期的に 行っており、包括病床にもリハビリ能力に応じた栄養管理を実践し、早期在宅復帰できるようサポートしています。

当院のNST活動

多職種連携

患者様の栄養管理は多職種の連携によって成り立っています。まず、栄養科内部では、日々、厨房業務を行っている調理師が選択メニューの聞き取りなどで、病棟ベッドサイドに伺います。そこで、患者様の”生の声”を科内に持ち帰り、栄養士・管理栄養士達と話し合い検討が行われ、業務に生かされたり、病棟カンファレンスに情報が上がり、看護師・介護士・リハビリ・薬剤師等の見識が加わり、医師の指示の下、その患者様に適した栄養量・食形態・投与法などが遂行され、定期的にモニタリング・再検討され、日々改善・継続されます。

医食同源

より良い効果的な治療・リハビリを行うには、栄養状態を良くすることが大切です。ヒトは食べることによって胃腸で消化吸収され、そこで外敵から身を守るため免疫力が活性化され、全身の免疫バランスが保たれます。よって食べられなくなるということは免疫力の低下に繋がることになります。 高齢になると、咀嚼・嚥下などの口腔機能の低下や胃や腸など内臓機能の低下になり、やがて低栄養に陥ってしまいます。そこで栄養状態の向上、あるいは低下防止することが必要不可欠となります。  栄養状態を良好にした上で、治療(投薬)、リハビリ(筋肉をつける)を行うことが有効に効果を上げる事になります。したがって、医療は食事と一体でなければならないのです。

昨今、食の安全性をめぐる問題が多発している。そんな社会情勢を見極めながら、食のスペシャリストとして、患者様・利用者様、その方に合った栄養補給のために、私たちは情報を集め、学習し、持っている技術と知識・知恵のすべてを出し尽くし、アセスメント・献立の作成から、個々の食品に魔法を掛け調理し、美味しいと言われるために努力する。その結果、身体状況が改善されることが私たちの役目であると考えます。